肥満とは

身体に必要以上の脂肪が付き過ぎてしまうといわゆる肥満といわれる状態になってしまいます

最近では平均体重と比較してどの程度の肥満状態であるのか診断するためにボディマス指数、いわゆるBMIと呼ばれている数値が使われているのも目にすることができますが近年ではこの肥満が社会問題化しており肥満から来る二次的な健康被害が懸念されています

例えば糖尿病との関連性が指摘されており前述したBMIの数値によって糖尿病が強く疑われる可能性もあるということです

壮年男性におけるBMIの数値が30以上を示す場合に糖尿病患者の割合が28%存在しておりこの割合はBMIの数値が下がると共に低下するためBMIの数値と糖尿病患者の割合が比例関係にあるということがわかります

また欧米においては肥満は自己管理のなさを表している象徴といわれ秘書などでの面接において真っ先に落とされるといった話も耳にしたことがあるのではないでしょうか

斯様に肥満は百害あって一利なしと言え生活習慣病として疾患の一つにメタボリックシンドロームがありますがこれもまた肥満を元とした疾病となっていますので将来の健康を考えるのであればなるべく肥満は避けるべきといえるでしょう

肥満症とは

一般的に平均的な体型に比べ過度に脂肪が付いている状態を太っているもしくは肥満と呼んでいますがこれが病気として治療が必要な状態まで陥ると肥満症と呼ばれ病気として扱われるようになります

つまり肥満と肥満症は区別されているわけですが似たような症状としてはメタボリックシンドロームも該当しますがこれもまた区別されており肥満症がより進行することによってメタボリックシンドロームと診断されているようです

肥満度を示す指数であるBMIが25を超えた段階で肥満となりさらにBMIが25以上に加え肥満が原因となって起こった健康障害が一つあることで肥満症となり肥満症に内臓脂肪型肥満と呼ばれる症状に加え高血糖や高血圧などの健康障害が二つ以上重なってしまうとメタボリックシンドロームと分類されることになっています

こうした点を踏まえるとなるべくなら肥満そのものを避けるべきと言えますが中には遺伝的な要因やストレスまたはホルモンバランスの乱れからくる自律神経の不調そして暴飲暴食や運動不足が肥満ないしそれ以上の症状の原因となることが考えられていますのでこうした要因に該当する方は注意が必要といえるでしょう

肥満の原因

肥満には5つの大きな原因があると言われています

まず皆さんご存知であるかと思われる暴飲暴食でこれは必要以上のカロリーを摂取することにより肥満の原因となってしまいます

これもまた知られている原因の一つと思いますが運動不足も挙げることができます。運動は基礎代謝を促進させる効果がありますが運動量が不足してしまうと当然ながら基礎代謝が低下してしまいカロリーの消費が抑えられ太りやすい身体となってしまいます

便秘もまた肥満の原因といわれており脂肪や糖分を含んだ便が長期に体内に残ってしまうと当然ながらその便の持つ栄養素は水分と共に体内に吸収されてしまうからです

ストレスやホルモンバランスの乱れから自律神経の働きが狂ってしまうとこれもまた太りやすい身体を形成してしまう原因となるようです

最後に食生活の栄養バランスの悪さもまた肥満の原因と考えられています

いわゆるジャンクフードといった食べやすくはあるものの栄養のバランスが悪いものを日常的に摂取することは当然ながら肥満だけでなく健康そのものに対して有害といえるでしょう。こうした点を踏まえてみなさんも肥満にならないようにしてください

肥満が原因で起こる病気

肥満が重度のものになってしまうと健康に対して致命的な疾病を引き起こしてしまう原因となることをご存じの方も多いのではないでしょうか

肥満が原因で起こる病気としていわゆるメタボリックシンドロームと呼ばれるものがあります

これは肥満そのものと勘違いされやすい点がありますが肥満に加えもうひとつ高血糖、高血圧、脂質異常症から二つ以上合併した症状をメタボリックシンドロームと呼ぶようです

近年において成人病として糖尿病患者が増加傾向にありますがこの糖尿病もまた肥満に関係していると言われており肥満度を表す指数であるBMIの数値が高くなるほどそれに伴い糖尿病患者の割合も比例し増加傾向にあることが明らかになっているためBMIの数値が高い方は気をつける必要があるでしょう

現在における死因のワーストワンにあたる病気としてガンが知られていますが肥満状態であるとガンで死亡するリスクが上昇すると言われています

中でも肥満状態にあって最も高い危険性があるガンとして肝臓ガン続いて膵臓ガンや胃ガンなどがあり健常者と比べ肥満である状態はその分寿命が短くなると言えますので肥満には気をつけましょう

肥満と遺伝子の関係

中には太りやすい体質があるという話を聞いたことがないでしょうか

個人差によって太りやすい人または太りにくい人というのがありますがこれは遺伝的な要素が関連しているとも言われています

その要素となっているのがβ3アドレナリン受容体遺伝子と呼ばれているものでこの遺伝子に異常があることによって脂肪組織中の白色細胞と呼ばれる脂肪を分解排出するための細胞と褐色細胞と呼ばれる白色細胞が分解排出した脂肪を燃焼させるという二種の細胞の機能が阻害されることになってしまい結果として脂肪がうまく処理されることなく肥満となってしまうそうです

日本人のうちこの遺伝子異常を持っている割合が36%にも及ぶそうですので肥満からくる致命的な症状を避けるためにも肥満でお悩みの方は医師と一度相談してみるとよいかもしれません